皆さんは、どのような紫外線対策を行っていますか?
夏場はしっかり対策をしているという方がほとんどだと思いますが、一年中を通して肌の老化を促進させる紫外線がたくさん降り注いでいることはご存知でしょうか?
肌の老化を促進させる紫外線は3種類
紫外線は大きく3つに分けられ、真皮まで達する「UV-A」、肌にダメージを与える「UV-B」、より有害な「UV-C」があげられます。
それでは、3つの紫外線について詳しく説明していきます。
紫外線「UV-A」:肌の老化を加速させる
UV-Aは真皮まで届くと言われています。肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンを破壊してしまうのです。
見た目は大きなダメージは見受けられませんが、肌の奥底が大きなダメージを受けているので、ハリが減少し、シワ・たるみを引き起こします。
紫外線「UV-B」:肌にダメージを与える
一般的に紫外線のダメージとして思い浮かぶ炎症が起きます。赤くなってヒリヒリしたり、皮膚が炎症を起こし剥けることも。メラニンが生成されるので、シミやソバカス、肌が黒くなる原因です。
紫外線「UV-C」:より有害な紫外線
UV-Cは、UV-A,UV-Bより有害な紫外線です。
しかしオゾン層などの大気圏が防いでくれるので、地上には到達しません。
太陽光を浴びているうちにうっすらと黒くなるのは「UV-A」の影響、赤くなった後数日して黒くなるのは「UV-B」の影響です。
肌の老化を加速させる紫外線「UV-A」は春先から急上昇
グラフを見てわかる通り、肌の老化を加速させるUV-Aは3月〜5月の間に急上昇!
なので、春先から紫外線対策をしっかりしないと、肌が大きなダメージを受けてしまうのです。
日焼け止めや化粧下地によく記載されているSPFとPAは紫外線防止効果を表しており、効果のある紫外線に違いがあります。
SPF:UV-Bを防ぐ効果を表す数値
この数値が高いほど、肌が赤く炎症を起こすのを防ぐ効果が高いといえます。
PA:UV-Aを防ぐ効果を表す目安
+の数が多いほど、日焼けや、弾力を失わせることを防ぎます。PAは現在4段階に区別されているので、日焼け止めを選ぶときはよく見てみましょう。
紫外線対策が美肌への近道
いかがでしたでしょうか?
濃いシミや深刻な肌の老化は、一度肌に現れてしまったら挽回するのは難しいものです。手遅れになる前に、季節やシーンに関係なく、日中は必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
日焼け止めをこまめに塗り直すことも大切なポイントです!
毎日のこまめな対策で、美しい肌を目指しましょう。
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